神戸
福祉型障害児入所施設・併設型障害者支援施設

さわらび学園

豊かな心と体を育成し、
生きる力をはぐくむ、
生活の場。

主に知的障害のある児童が利用される福祉型障害児入所施設と、18歳以上の方が利用される障害者支援施設(生活介護・施設入所支援)を併設しており、安全で安心な生活の場を提供しています。成長発達期の児童に対してはさまざまな体験を通して健やかな発達と、日常生活活動の向上をめざしてサポートしています。成人の利用者に対しては、それぞれに応じた介護、生活能力の向上に必要な援助、創作活動や余暇活動などの機会を提供しています。

施設概要

事業種別 福祉型障害児入所施設・併設型障害者支援施設(生活介護・施設入所支援)・短期入所
開設年月日 1965年(昭和40年)6月1日
利用者定員 児童20名・成人20名・短期入所2名
住所 〒651-2312 神戸市西区神出町南619番地
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電話番号 078-965-2387
FAX番号 078-965-2393
建物構造 鉄筋コンクリート造・鉄骨造 平屋建
職員数・職員配置状況

施設長1名・事務員2名・栄養士1名・調理員5名

【福祉型障害児入所施設】

児童発達支援管理責任者1名・看護師1名・保育士7名・児童指導員2名・ソーシャルワーカー1名・職業指導員1名・介助員1名

【併設型障害者支援施設】

サービス管理責任者1名・看護師1名・生活支援員8名

資格保持者・加算に係る職員配置状況 社会福祉士・介護福祉士・保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・中学校教諭・高等学校教諭・栄養士・調理師・看護師・職業指導員・ソーシャルワーカー
協力医療機関 内科・外科、精神科、歯科の3医療機関
嘱託医:内科医、精神科医各1名(児童部門)
看護師:児童部門1名・成人部門1名

支援内容

就学前児童

家庭的で暖かい雰囲気が感じられ、居心地がよい生活ができるように生活環境面の整備を行います。充分な遊びや運動とともに、睡眠・食事・排泄が安定するように支援します。人間関係の構築、自己肯定感を育む支援を行い、言葉の発達に向けた支援を行います。また、児童の興味や求める遊びを通して、適切な感覚統合を獲得できる支援を行います。

小・中学部児童

自己を確立させる基礎として、睡眠・食事・排泄の規則、ADL(着脱・歯磨き・整容・入浴・文字練習)の獲得・確立を支援していきます。ADL面を土台として生活習慣(挨拶・礼儀・ルールを守る・躾・社会のルールを身につける)、清潔保持の習慣(整容・入浴習慣・身辺の清掃)を獲得し、園内(小さな社会)から社会へ移行するための基礎となる支援をします。遊びや行事を通し、さまざまな興味の広がりとともに遊びの中での仲間づくり、他者を思いやる気持ち(共有・共感関係)が育つように支援します。

高等部児童

自己の確立とともに、児童個々の自立を目指す準備時期である高等部段階から、卒業後の個々の自立に向けた進路を検討し、児童にとっての自立の方向性を模索していきます。
社会性の獲得・職業体験実習・入所施設利用体験・公共交通機関の利用練習・調理実習など自立生活に向けた練習を支援します。また、社会との接点がもてるように新聞・本・インターネットが活用できるように支援します。余暇については、潤いのある生活となるように、また、将来にわたって楽しみや生きがいが持てるような提示も行っています。

成人部門

生活介護・施設入所支援事業所として、生活支援・活動支援・趣味余暇支援の3つを支援の柱とし、現在のさわらび学園のハード面(環境)・ソフト面(職員)を踏まえた上で、個々に必要な介護・生活能力の向上に必要な援助・さらに創作活動や余暇活動などの機会を提供しています。

虐待防止の取り組み

入所前に虐待や十分な愛情のある子育てが受けられず、心に傷を抱えながら成長発達した児童は、他者への虐待や短絡的な行為で問題解決を図ろうとすることがあります。さわらび学園では、職員自身の虐待防止は当然のことながら、安全で安心して生活できる環境の中で、相手を思いやる気持ちや優しさを体感しながらゆっくりと育みます。そうすることで二次的な虐待の防止に取り組んでいます。

1日の流れ

福祉型障害児入所施設

登校日
6時30分 起床・更衣・洗面歯磨き
7時15分 朝食
7時45分 登校準備・バイタルチェック
8時15分 スクールバス乗車
兵庫県立のじぎく特別支援学校
13時45分 帰園
15時 おやつ
16時 入浴・カリキュラム・自由時間
17時30分 夕食
18時 入浴・自由時間
20時 年少児就寝
21時 中学部就寝
22時 高等部就寝
休校日
6時30分 起床・更衣・洗面歯磨き
7時15分 朝食
7時45分 自由時間
9時 朝の集い・バイタルチェック
9時30分 掃除
10時30分 自由時間
12時 昼食
13時15分 自由時間・戸外活動
15時 おやつ
16時 入浴・自由時間
17時30分 夕食
18時 入浴・自由時間
20時 年少児就寝
21時 中学部就寝
22時 高等部就寝

併設型障害者支援施設

平日
6時30分 起床・更衣・洗面歯磨き
7時15分 朝食・自由時間
7時45分 登校準備・バイタルチェック
9時30分 朝の集い・午前カリキュラム
12時15分 昼食
13時15分 午後カリキュラム
15時 おやつ
15時30分 入浴・自由時間
16時00分 入浴・カリキュラム・自由時間
17時30分 夕食
18時15分 自由時間
22時 就寝
土・休日
6時30分 起床・更衣・洗面歯磨き
7時15分 朝食
7時45分 自由時間
9時 朝の集い・午前カリキュラム
9時30分 掃除
10時30分 自由時間
12時 昼食
13時15分 自由時間・戸外活動
15時 おやつ
16時 入浴・自由時間
17時 夕食
18時 入浴・自由時間
22時 就寝

年間行事

さわらび学園では、様々な体験を積み重ね、経験することが成長発達期において非常に重要であると考えております。そのために年間を通して、数多くの行事や外出を計画し実施しております。

4月 花見
5月 年輪祭・スポーツ大会
6月 BBQ
7月 プール外出
8月 夏休み行事・納涼祭
9月 味覚狩り
10月 運動会
11月 日帰り旅行・焼き芋大会
12月 クリスマス会
1月 初詣・冬休み行事
2月 節分・バレンタインデー
3月 ホワイトデー
年輪祭
スポーツ大会
クリスマス会
バレンタインデー

健康管理

  1. 健康診断:内科嘱託医による健康診断(1回/年)の実施・精神科嘱託医による健康診断(1回/年)の実施
  2. 内科嘱託医によるインフルエンザワクチン予防接種の実施
  3. 歯科検診:協力医療機関の歯科医、歯科衛生士による定期歯科検診(1回/月)の実施
  4. 通院
  5. 服薬を必要とする利用者に対して、薬の管理及び投薬
  6. 毎朝のバイタルチェック
  7. 感染症予防対策